2014年03月11日
3年前

東京であの地震にあいました
体験したことのない大きな揺れに、何が
起きているのかわからず、ただ机の下で机
の足を握り床を押さえいつ終わるかわか
らない揺れに耐えていました
一緒にいた友人と3人でたまたま予約して
あったホテルまで歩き、テレビをつけて
始めて被害の甚大さを知りました
一緒に歩いた友人の一人は宮城県多賀城
市在住で、ご自宅にいらっしゃるはずの
ご両親とはまったく連絡がつかず、余震が
頻繁に起こって小刻みに揺れるホテルの
木製ハンガーのカチャカチャという音に
不安と心配と焦りを感じながら、シング
ルルームに3人で肩を寄せあい朝を迎えま
した
やっとご両親がご自宅で津波に襲われな
がらも、ワンコと二階に逃げて水に濡れ
ながらも無事だとその朝やっと分かり安
心しました
写真のお菓子は、ホテルに向かう途中、
夕飯を買おうと立ち寄ったコンビニで
食べるものがほとんどなく、これだけで
もと彼女が購入したものです
ご両親がどうしていらっしゃるのか
わからない中、「何か食べないとダメだ
から」と分けてくれた一つです
私はどうしてもこれを食べることができ
ませんでした
そして並んで写っているメモは、12日別
れる時にもらったものです
あの日からこのメモは私のお守りになっ
てます
あれから3年、友人は明るく前向きに輝い
てます
けれど3年前別れてからの半年くらいの
様子を未だに聞くことができません
想像を絶する体験と悲しみを味わったこ
とでしょう
彼女は「こんな思いは私達だけで十分」
とふと言った時、胸が痛くなりました
ここ静岡もいつ大地震が起きてもおかし
くないといわれて久しいですが、日々の
生活にともすれば忘れがちになる備え、
3.11は今一度見直さなければ!
そして犠牲になられた方々のためにも、
日々を大切に過ごしていかなければ!
と考える日にしています
ワンコれなと黙祷をしました
Posted by rena at
16:29
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